TOKUある人材は長期利益をもたらすことを肝に銘じて欲しい。
近年、ガバナンスの観点で経営が揺らいでいる企業が多く散見されます。これは企業の規模の大小に関係なく起きている事象です。
特に「人」に関わる問題、人材育成遂行の問題、経営陣の問題意識の欠如と実行力の弱さ、自浄作用の欠如等、先んじて課題を顕在化し、遂行しておくことによって回避できたことが多分にあります。にも関わらず、なぜか事前にできない、実行が遅れる、といったことが非常に多く見受けられ、それらが原因で会社の成長が歩留まりする、あるいは「打って出ること」ができない、等が起きている、これらは非常に勿体ないこと。
私自身25年以上、「徳は才に勝る」という信念のもと、様々な企業を経営してきたことが、今になってこの信念の経営の方向性は間違っておらず、企業の成長エネルギーの源泉であることが顕在化している印象です。
これも、企業の規模の大小は全く関係ありません。
今一度、P.Fドラッカー氏の名言やビジョナリカンパニー②「飛躍の法則」を参考に、企業の成長の糧として参考にしてはいかがでしょうか。
真理を得ている点もあるのではないでしょうか。
- あらゆる組織が「人が宝」という。
ところがそれを行動で示している組織はほとんどない。
本気でそう考えている組織はさらにない。
人材の育成こそ最も重要な課題であることを忘れてよいはずがない。 - 一人の力で成功することは絶対にない。
一人の力が他人の力の協力を得たとき、初めて事業は成功する。 - まずバスに乗せる人を決める。
適切な人をバスに乗せ、相応しい席に座り、行き先を決める。